護山神社(もりやまじんじゃ)のウッディがヒノボックリと一緒に、お宮とその周辺情報をお届けします。

by moriyama-jinja
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31
山祇講祭

山祇講祭_b0123970_14461180.jpg本祭日の午後、
もう一つ神事をします。

山祇講祭
(やまづみこうさい) です。

参進の前の 
対揖(たいゆう)。



お祭り よろしくお願いします。


山祇講祭_b0123970_14463651.jpg山祇講祭は、
山仕事 ( 伐木・製材・運搬など ) を生業とする人を講員とした集まりです。

やまつみ」 は
山の神様のお名前で、山を持ち、領するという意味です。

」 とは、同じ信仰を持つ人たちの集まりを言います。
(山祇講の場合)


現在でも、木材製造業に携わる方たちが中心となって、お祭りを支えてくださっています。


鋭利な斧(ヨキ)を使い、大木を倒したり、運んだりするのは命がけであったかと思います。

だからこそ昔の人は、信仰を大事に、身を慎んだのでしょうね。


山祇講祭_b0123970_14422860.jpgステージでは、
日踊こまどり会さんが舞踊を奉納中です。


山祇講祭_b0123970_14434344.jpg手前は、
出番を待つ 剣詩舞道(けんしぶどう)の皆さん。


山祇講祭_b0123970_14441132.jpg詩舞(しぶ)の奉納。

毎年、愛知県の春日井市から駆けつけてくださいます。


山祇講祭_b0123970_1444281.jpg準備中の弓道の皆さん。


山祇講祭_b0123970_14445034.jpg大的(おおまと) に向かって、弓を引きます。


山祇講祭_b0123970_14453479.jpg空手道の皆さん。

日も入りかけて少し肌寒くなりました。
( 東西に山があるので、四時頃には日が隠れてしまいます )



この後、恒例の餅拾いをして、春祭りはお開き。

総代・世話人さんはこの後も、境内整備、片付け、直会(なおらい)と 大変お疲れさまでございました。

大勢の皆さんの力添えのお蔭で、今年も春祭りが無事にすみました。
ありがとうございました!


( ここまで来てやっと、春祭りの記事を紹介し終えました… )
by moriyama-jinja | 2010-05-30 14:24 | 近況報告・ご挨拶