護山神社(もりやまじんじゃ)のウッディがヒノボックリと一緒に、お宮とその周辺情報をお届けします。
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紙芝居(その4)
【 本文 続き 】

b0123970_13195198.jpg 大ヒノキが倒されてから 
山でおかしな事が次々起こるようになった。

元気だった杣人たちが 
病気になったり 大けがをするようになったし 

誰もいないところで 
ひとりでに木が燃えて あちこち山火事になった。


大風が吹き 黒雲が空をおおったかと思うと いなづまが光り カミナリがいつまでも鳴り響いた。

それから 大雨が何日も何日も降り続いて 山津波が起こり 役人や杣人たちの会所も あとかたもなく流されてしまった。

遠くの江戸でも お殿様や奥方様が 恐ろしい夢にうなされるようになった。


b0123970_1320475.jpg 村人たちは

「 山の中にいた ばさまは 大ヒノキの精でなも。

 自分を伐らせて 他の木が伐られるのを 防ぎないたんやぜん。

 木曽の山々を守らんならんでなも。

 
 そやけど あの大ヒノキは 神様が体を休める 大切な木やったもんで 山の神様が 
 ごうわかいて(腹をたてて
 
 バチを当てないたんやぜん。」


そう 噂しあった。



b0123970_13201588.jpg山の神様の怒りをおそれた お殿様は

神様の気持ちを鎮め 山での災いが無くなるよう 

伐り倒した大ヒノキの切株に しめ縄をはり 

そばに小さな ほこらを建てて 神様をおまつりした。



それが 護山神社のはじまりだと言われている。



… おしまい


( この紙芝居は、護山神社の由緒を紹介した昔話です 
by moriyama-jinja | 2010-02-05 17:13 | 付知おすすめ情報