護山神社(もりやまじんじゃ)のウッディがヒノボックリと一緒に、お宮とその周辺情報をお届けします。
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紙芝居(その1)
昨年秋、つけちレディースクラフトフェア で発表した 紙芝居を紹介します。


「 付知のむかしばなし   出の小路の大ひのき 」


b0123970_943463.jpg出の小路( いでのこうじ ) 
は山地名です。


出の小路山 は現在、

お隣の町 加子母の地籍になっています。





尾張藩領であった、川上 ・加子母 ・付知 ( かわうえ ・かしも ・つけち ) 

= 裏木曽三ヶ村( うらきそ さんかそん ) の当時を ものがたる昔話です。


b0123970_9432362.jpg 【本文】

むかしむかし

つけち村の山奥に 一本の大きなヒノキが 立っていた。

幹の大きさは 
五人の大人が 両手を広げても足りないほどで



長い枝を四方に伸ばし 天にむかって そびえ立つ姿は こうごうしいほどであった。


村人達は その大ヒノキを 「 神様の やどり木 」 と呼んで
それはそれは 大切にしていた。

村人達は お日様が顔を出すと 神様のやどり木に一日の無事を祈って手を合わせ

お日様が隠れるころ 神様のやどり木に お礼を言っては 家に帰っていった。



b0123970_9433413.jpgさて その頃 
江戸で お城の西の丸が火事になった。


西の丸を建て直すため 

木曽の山々から たくさんの木が伐り出された。




大ヒノキの見事なようすを聞き 感心したお殿様は 神様のやどり木を 
お城の心柱にするよう命じた。



b0123970_9435822.jpgそれを聞いた村人たちは 

たいそう悲しがってお殿様にお願いした。


「 あの 神様のやどり木だけは 伐らんといてくれん。 」

「 おれんたぁの 大事な大事な御神木やで。 
どうか頼むぜん。 」


… つづく
by moriyama-jinja | 2010-02-02 09:33 | 付知おすすめ情報